「主よ、あなたの道をお教えください。わたしはあなたのまことの中を歩みます。御名を畏れ敬うことができるように一筋の心をわたしにお与えください。」 〈詩編86編11節〉
天にまします我らの父よ。
ねがわくは御名(みな)をあがめさせたまえ。
御国(みくに)を来たらせたまえ。
みこころの天になるごとく、地にもなさせたまえ。
我らの日用の糧(かて)を、今日(きょう)も与えたまえ。
我らに罪をおかす者を、我らがゆるすごとく、我らの罪をもゆるしたまえ。
我らをこころみにあわせず、悪より救いいだしたまえ。
国とちからと栄えとは、限りなくなんじのものなればなり。 アーメン
1:ヨハネによる福音書/ 20章 01節
週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。
2:ヨハネによる福音書/ 20章 02節
そこで、シモン・ペトロのところへ、また、イエスが愛しておられたもう一人の弟子のところへ走って行って彼らに告げた。「主が墓から取り去られました。どこに置かれているのか、わたしたちには分かりません。」
3:ヨハネによる福音書/ 20章 03節
そこで、ペトロとそのもう一人の弟子は、外に出て墓へ行った。
4:ヨハネによる福音書/ 20章 04節
二人は一緒に走ったが、もう一人の弟子の方が、ペトロより速く走って、先に墓に着いた。
5:ヨハネによる福音書/ 20章 05節
身をかがめて中をのぞくと、亜麻布が置いてあった。しかし、彼は中には入らなかった。
6:ヨハネによる福音書/ 20章 06節
続いて、シモン・ペトロも着いた。彼は墓に入り、亜麻布が置いてあるのを見た。
7:ヨハネによる福音書/ 20章 07節
イエスの頭を包んでいた覆いは、亜麻布と同じ所には置いてなく、離れた所に丸めてあった。
8:ヨハネによる福音書/ 20章 08節
それから、先に墓に着いたもう一人の弟子も入って来て、見て、信じた。
9:ヨハネによる福音書/ 20章 09節
イエスは必ず死者の中から復活されることになっているという聖書の言葉を、二人はまだ理解していなかったのである。
10:ヨハネによる福音書/ 20章 10節
それから、この弟子たちは家に帰って行った。
11:ヨハネによる福音書/ 20章 11節
マリアは墓の外に立って泣いていた。泣きながら身をかがめて墓の中を見ると、
12:ヨハネによる福音書/ 20章 12節
イエスの遺体の置いてあった所に、白い衣を着た二人の天使が見えた。一人は頭の方に、もう一人は足の方に座っていた。
13:ヨハネによる福音書/ 20章 13節
天使たちが、「婦人よ、なぜ泣いているのか」と言うと、マリアは言った。「わたしの主が取り去られました。どこに置かれているのか、わたしには分かりません。」
14:ヨハネによる福音書/ 20章 14節
こう言いながら後ろを振り向くと、イエスの立っておられるのが見えた。しかし、それがイエスだとは分からなかった。
15:ヨハネによる福音書/ 20章 15節
イエスは言われた。「婦人よ、なぜ泣いているのか。だれを捜しているのか。」マリアは、園丁だと思って言った。「あなたがあの方を運び去ったのでしたら、どこに置いたのか教えてください。わたしが、あの方を引き取ります。」
16:ヨハネによる福音書/ 20章 16節
イエスが、「マリア」と言われると、彼女は振り向いて、ヘブライ語で、「ラボニ」と言った。「先生」という意味である。
17:ヨハネによる福音書/ 20章 17節
イエスは言われた。「わたしにすがりつくのはよしなさい。まだ父のもとへ上っていないのだから。わたしの兄弟たちのところへ行って、こう言いなさい。『わたしの父であり、あなたがたの父である方、また、わたしの神であり、あなたがたの神である方のところへわたしは上る』と。」
18:ヨハネによる福音書/ 20章 18節
マグダラのマリアは弟子たちのところへ行って、「わたしは主を見ました」と告げ、また、主から言われたことを伝えた。
聖書:マタイによる福音書 28章11節〜15節(60頁)
説教:「真実に目を向ける」 伊勢 希 牧師
讃美歌:326、517、401ー1、3、4
交読詩編:詩編30編1節〜6節
(礼拝当番)
司会:山下充代 奏楽:大西恵子
受付:頼経吉晴 子守:松永幸枝
献金祈祷:金元祥郎
子供の教会お話:山本友子
礼拝後の予定:定期総会・俳句の会